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しかし、エストロゲンを飲みはじめ...

めまい、ふらつき、倦怠感などの原因不明のからだの不調を、どこに行っても解決できなかった50代後半のBさん。ある日突然、めまいがし、立っていられなくなった。これはただごとではないと思った彼女は、すぐさま脳外科を受診した。しかし、脳のCTスキャンをとり、脳血管造影もしたが異常は見つからなかった。その後もめまいはおさまらない。次に耳鼻科を受診した。メニエール病の疑いで投薬され、少しましなような気がしたのもつかの間、耳鳴りやふらつきもともなうようになった。何か重病がおこったにちがいないと思うのに、原因がわからない。彼女はパニックをおこし、心配でふさぎこんだ。まっすぐ歩けないので、自宅にこもりがちになった。人が変わったようになった彼女を、家族は、どうしたらよいのかわからない。もう一度、内科、脳神経外科などを一巡し、とうとう精神科に連れて行った。精神安定剤、抗うつ剤、入眠剤などを処方され、飲んだところ、少し気分は落ち着いたが、めまいやふらつきはおさまらない。Bさんは、家にとじこもり、寝たり起きたりの生活をしていた。「私に何がおこったんでしょう。突然、ひどいめまいがして、いろいろ調べても何も異常がないと言われます。精神的な問題じゃないかということで薬を飲んでますが、わたしは頭がおかしくなったんでしょうか?わたしは、これから、どうやって生きていったらいいんでしょうか」と涙をはらはら流しながら、苦しみを訴えた。私は、年齢と、閉経から数年という経過から、更年期障害を疑い、更年期について話をした。実は、めまいやふらつきは、閉経のころから10年ぐらいのあいだによく見られる症状である。エストロゲン(女性ホルモン)を処方し、更年期以降の女性ホルモンの欠乏と心身の変化についてくわしく話した。わけのわからない心身の不調にパニックに陥り、すっかり絶望していた彼女は、最初は半信半疑だった。何年も有名大学病院、有名医師を訪ね歩いた結果、すっかり失望していたので、当然だろう。しかし、エストロゲンを飲みはじめてから、約1カ月でめまいが軽くなり、倦怠感がなくなって体調が安定してきた。なにより、精神的に落ち着き、表情に明るさが戻ってきた。実は、彼女と同様の症状の女性がたくさん来た。共通項は、50代から60代で、閉経から数年から数十年たっていることである。めまい、喉のつまり感、抑うつ、関節痛、不眠など、一見、婦人科とは無関係であるかのような多彩な症状をもっており、いろいろな科でさんざん検査したが特に異常が見つからない。彼女たちは、女性ホルモンの働きと、更年期の女性の心身の変化について、たいへん無知であった。そして、女性ホルモン補充療法とカウンセリングによって、一様に症状の軽快を得た。


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